「ランニングのことならお任せください!」スポーツデポ・アルペンが誇る《ランニングスペシャリスト(専門販売員)》をご紹介!Vol.1

全国に展開しているスポーツデポ・アルペンでは、スペシャリストと呼ばれる各競技に精通した販売員が在籍しています。
彼らは、豊富な競技経験のみならず専門知識も豊かで、お客様に最適な商品提案だけでなく競技やスポーツを楽しむアドバイスも行っている販売員であり、社内では「スペシャリスト」と呼ばれています。
スポーツデポ・アルペンが誇る《ランニングスペシャリスト》。
今回は、日頃からランニング用品の販売に携わる、ランニングスペシャリストに接客についてインタビューを行いました。Vol.1はスポーツデポ 沼津店の児島大樹さんへのインタビューの様子をご紹介します。
■スペシャリストインタビュー スポーツデポ 沼津店 児島大樹さん
「自分が感じた『繊細な感覚』をお客様にお伝えすることを心掛けています。」
そうインタビューで語るのは、スポーツデポ 沼津店のランニングアドバイザーの児島大樹さん。
今年で入社8年目となる児島さんは、短距離で日本選手権にも出場したことがあり、アスリートとランニングアドバイザーの2つの顔を持つ販売員です。
――児島さんが普段の接客で心掛けている『繊細な感覚』とはどのようなイメージでしょうか。
シューズの履き心地(サイズ感やフィット感)だけでなく、走った際の感覚をお客様に分かりやすい言葉に変換し、お伝えすることです。
例えば、よくお客様が決定を迷われるシューズとして、アシックスのノヴァブラストとナイキのペガサスがあります。どちらも、クッションがありながら弾む感覚もあり、軽いシューズです。
ノヴァブラストだと「一回地面をつかんで靴が跳ねるような感覚」、ペガサスであれば「地面と足のレスポンスが早く、自分の足で跳ねる感覚」など、類似商品でありながらそれぞれの特徴を言語化するようにしています。
たまに、「ポーンポーン」のようなシューズと地面の接地感を擬音で表すこともあります。
――シューズの感覚を言葉にできるのは、陸上経験からでしょうか。
そうですね。自分自身がトップアスリートとして陸上をやってきたからこそ、繊細な感覚に長けていると思います。この感覚を店舗に来店頂くお客様に還元したいですし、走ることの楽しさや魅力をもっと感じてもらえるようにしたいなと思います。
――児島さんが考える『走る』ことの魅力とはなんでしょうか。
短距離という視点でお話しすると……
「すべてがタイムに返ってくる」という点ですね。
逆に言えば、結果がすべてタイムに表れるため、非常にシビアでもありますが、だからこそ徹底的に追求できる面白さがあります。
たった0.1秒を縮めるのに何年もかかることもありますが、それこそがこの競技の面白さであり、魅力だと感じています。
特に、現在陸上をやっている学生やこれから陸上を始めようとしている学生の皆さんには、「種目を心から楽しむこと」と「走りを追求することの面白さ」を、いつまでも忘れないでいてほしいと思います。
――児島さんの中で、今後の目標や夢はありますか。
競技者としての大きな夢は、もう一度日本選手権に出場することですね。
大きな怪我で引退を考えるほど苦しい1年間を経験しましたが、「もう一度あの舞台に立ちたい」という思いが消えませんでした。長いリハビリを経て、ようやく走れるようになったので、競技者としても陸上に向き合いたいと思います。
販売員としては、自分と同じような苦しい思いをしている人に勇気を届けたいと思います。
やっぱり、走ることって個人スポーツならではの辛さもあります。
思うようにタイムがでない、ケガをして走れないなど、いろいろな壁が発生するので、そういったときに、僕の走り(競技)で元気づけやアドバイスをしたいなと思います。
全国のスポーツデポ・アルペンには、自ら競技を楽しみながら、そのスポーツの魅力をお客様へ発信しているスタッフが数多く在籍しています。
ぜひお近くの店舗に足を運び、気になることがあれば、ぜひ彼らに相談してみてください。
【児島大樹さんの経歴】
・陸上競技の経験をお客様に還元したいという熱い思いから2018年に株式会社アルペンに入社
・現在はスポーツデポ 沼津店にてランニングアドバイザーとして勤務
・100m自己ベスト『10″34』という記録を持つ社内屈指のスプリンター
【出場大会】
・高校2年生:100mでインターハイ出場
・高校3年生:200mでインターハイ準決勝へ出場
・大学4年生:100m日本インカレ準決勝へ出場
・2023年:100mで日本選手権に出場